私たちの活動

泉南市認知症ケア研究会は、「認知症になっても安心して暮らせるまちづくり」のために、認知症状のある方とそのケアに関わる専門職、家族、地域住民、行政等と認知症ケアに関する情報を共有、学習し、実践的なネットワークをつくるための事業を行なっております。

認知症状のある方に雇用機会の場を提供する事業を行い、介護サービスの質の向上と認知症状のある方や家族を地域全体で支えるまちづくりの推進を図っていくことを目的としています。

認知症初期集中支援チーム

認知症になっても、できる限り住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、平成28年度より「認知症初期集中支援チーム」を設置しました。愛称は「オレンジチームWAO」です。

認知症初期集中支援チームとは?

認知症専門医(サポート医)と医療・介護・福祉の専門職がチーム員となり、認知症の「早期発見・早期対応」を目指して活動する認知症専門チームです。

どのような活動をするの?

泉南市内にお住いの認知症の方(疑いのある方)のご自宅を訪問して、心配なこと、困っていることなどのお話をお伺いした上で、今後の対応などを、ご本人、ご家族と一緒に考えます。必要に応じて、医療・介護サービスに関する情報提供や助言を行います。

認知症地域支援・ケア向上

認知症の人やそのご家族を泉南市に関わる人みんなで支援する取り組みを考えています。いろいろな団体や専門職、地域の人と連携して、認知症関連の各種イベントや、認知症ケアの向上を目的とした勉強会、認知症予防活動などを3つのチームに分けてすすめています。

1.本人・家族支援体制と多職種協同・連携の構築

認知症の人やそのご家族を支援することを目的としたイベントの企画や、認知症カフェ活動を行います。また、地域包括支援センターや認知症地域支援推進員など様々な職種と協同し認知症の人に対して効果的な支援が行われる体制を構築していきます。

若年性認知症支援・カフェ活動・相談会・座談会・声かけ訓練・RUN伴・歩く会・社会資源開発など

2.認知症支援対応力向上

認知症の人やそのご家族を支援する体制づくりのために、医療・介護の専門職向けの学習会や、家族・市民向けの勉強会、地域のリーダーの養成研修などを行います。

  • 家族、市民、専門職(医療・介護)に向けた学習会
  • 地域リーダー養成・ケアマネージャー向け研修など

3.認知症予防活動

地域のサロンや街かどデイハウスと協力して、地域の方が気軽に楽しく認知症を予防するための活動や提案をしています。

生活支援体制整備

高齢者の日常生活の困りごとや課題を住民主体で解決していくために、泉南市に関わる様々な専門職や各種団体と協同する体制づくりをすすめています。支援を必要とする人と、その人を支援できる人たちを結びつけ、住み慣れた地域で安心して暮らせる仕組みづくりを考えています。

カフェや談話会、歩く会など。イベントへ「おいでや!」

泉南市認知症ケア研究会では、介護相談カフェや談話会、歩く会など、どなたでも気軽に参加できるイベントを開催しています。

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